ITエンジニアに資格は必要か
先日Twitterを見てたらこんなエントリが回ってきました。
※ツイ主はあくまでブラックジャックネタのつもりで他意はなかったそうです
資格持ってる人も持ってない人も思うところがあるらしく、
結構バズってた様子でITエンジニア界隈の方々がいろんな意見を仰ってました。
- 実務経験の方が資格より重要
- 会社で補助があったり手当でるなら取るべし
- 基本情報もとれないならITエンジニア失格
- 取ってても無能はいる
- etc…
私の話をすると、若干自慢が入ってしまいますが、新卒でこの業界に入ってからほぼ毎年資格をとっていまして、国家資格・ベンダー資格合わせて計15資格くらいはもっています。
国家資格だとITパスから応用まで、ベンダー資格だとOracle系とLPICなど、簡単に取れるやつからそれなりに勉強が必要なものまで色々です。
別に資格マニアなわけでもないし、資格補助が出るようなホワイト企業に勤めてるわけでもなかったのに、私がこんなに資格を取った理由は、
「資格の権威で転職を有利にしたかった」
「なにか新しいことを勉強するときの到達点にしたかった」
の2点が大きいです。
1つ目は、二度の転職を経て、果たして人事に評価されてたのかされてないのかぶっちゃけよく分からんです笑
書類選考ぐらいは通りやすくなるんじゃないかしら?
たまに面接のときに話題にしてもらえたりはします。
基本、就職・転職活動ってまだまだ面接ゲー要素強いよなってのが個人的な感想です。
2つ目ですが、結局ITの勉強ってここまでできたら(知ってたら)OKみたいな到達点って明確じゃないんですよね(何事もそうかもだけど)。
新しいことを覚えるのに一旦のゴールとして設定するのに資格って丁度いいんですね。
勉強は勉強だし、基礎から覚えることになるので、実務でも知識ベースになって応用が利くようになります。
資格自体は私の身をそんな助けてはくれませんでしたが、資格取得の過程で身に着いた知識は私のこれまでのITエンジニア人生を助けてくれてきたと思います。
で、表題に戻って、果たして資格は必要か?
私個人としては資格に捧げたコストがあるので資格取得者が評価されるのは喜ばしいことだとは思います。
あと、基本情報は良い試験だと思います。あれの試験範囲はITエンジニアの必要最低限の知識をかなり抑えてるかと。
しかし、この業界に入って私の関わってきたエンジニアはおそらく500人近くはいるかと思いますが、資格を持ってる人なんてそのうち1割も満たないと思います。
みんなガンガン無免ITしてます。
それでも、デキる人はググるだけで仕事できちゃうし、たとえ資格取ってても解決できないような問題なんて実務じゃよくあることです。
資格とってない人を勤勉じゃないなんて断ずることもできません。
ブログやQiitaで学習の成果をアウトプットしてる方が立派かもしれないし。
そんなわけで別に資格とってなくても確かな実力があればいいと思います。
ITエンジニアの能力を客観的に計る指標みたいなものが他にできればいいのになー。
全国統一ITエンジニアテスト!みたいな笑
でわ。
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