AWS re:Invent 2023に参加してきたので振り返る

ドット絵を作れるコーナーでどこかの職人が作ったマリオ

昨晩ラスベガスより帰国しました!
今回は私は所属会社のブログ隊として、期間中12本のオウンドメディアへの記事投稿をノルマに11/26~12/1までre:Invent 2023に参加してきました。

忙しいスケジュールでしたが非常に濃密で有意義な経験ができたため個人のブログにも投稿したいと思います。
(回ったセッションについては会社のブログに書いてしまったので割愛)。

時系列で振り返り

出国~1日目:11/26(日)

日曜の昼に羽田空港に集合して出発します。
近畿日本ツーリストさんのジャパンツアーで諸々手配だったので会社の人や他の日本人ツアー客とぞろぞろ行く感じです。
私の便はロサンゼルス経由でした。12時間くらいのフライトを終えロサンゼルスに到着。

着くと時差の関係で日曜の朝に時間が戻っています。タイムスリップした気分。
ドキドキの入国審査を無事通過し、国内線乗り継ぎでラスベガスに向かいます。

一時間ほどでついにラスベガスに到着。

空港の時点でカジノがあるのがいかにもな感じです。

そのまま用意されてたバスにのり、ゴージャスでスケールが大きい街並みに驚きながら、宿泊先のミラージュホテルへ。

外も中もめちゃゴージャスでした、ラスベガスのホテルはだいたい中にカジノがあるので部屋に帰るまでの誘惑がすごい。

部屋は普通な感じです、前情報通りアメニティは全然ないので自分でもってこないといけません。

この時点で現地の18時くらいなので初日のうちにイベント登録(レジストレーション)に向かいます。

メイン会場のホテル、ベネチアンに移動します。名前の通り外装も内装もベネチアがモチーフになっているホテルです。

オシャレ通路を通るとそこには。

キターって感じですね。テンションが上がります。

Datadogの巨大滑り台もあります。
思ったよりスピードがでてスリルがあります。

各種セッションを聞くために必要なバッチのピックアップカウンターに向かいます。
顔写真を登録したらネックストラップ付のカードがもらえます。

この時にパーカーももらえます。結構しっかりした作りであったかくて助かります。
期間中はこれを着ている人ばっかりです。

寄り道でAWSの資格を持っていると入れる認定者ラウンジに行きました。
AWS Summitで配っていた認定シールやレゴのSWAGがもらえました。

近くに新名所のスフィアがあったのでチラ見してきました。
外から見るだけでも十分すごいですが、中にも入れたみたいで行ってみればよかったです。

物価の高さに辟易し、安いIn-N-Out Burgerで晩御飯を済ませました。

明日からのセッションに備えて1日目は終わり。

2日目:11/27(月)

月曜から本格的にセッションが開始します。
前日にバッジ取得はすませてあるので朝イチからセッションを受けるため移動。

re:Inventのセッション会場はこのマップのオレンジのホテルとなっており、一番遠いマンダレイベイはベネチアンから徒歩一時間以上かかるのでシャトルバスもあるとは言え時間の余裕を持った予定を組むことが重要です。

セッションの予約も専用のサイトやアプリからできます。
日本から事前に入れていったものもありますが、移動の関係やre:Invent中に追加されるセッションもあるのでイベント中に組み替えながらになると思います。

朝食と昼食はホテルで出るものはタダでまあまあおいしいので、時間を合わせて狙っていくといいでしょう。

2日目はウィン⇒シーザーズフォーラム⇒MGMと大移動しながらセッションを聞いて回りました。

ベネチアンに戻ってAWS Summitのスゴイ版みたいなExpoに参加。
ここでは夜にお酒や軽食がでるので夕飯時が狙い目です。SWAGが欲しい時はなくなるので早めに行くのがいいですが。

一日目の基調講演を聞きます。
リアル会場だと待ち時間にミュージシャンの生演奏が聴けます。
会場のスケールや発表の盛り上がりを生で感じれるのはリアル会場の特権ですね。
いい席を取ろうと思ったらかなり早めに並ばないといけません。

基調講演は同時通訳のレシーバーがあるので比較的参加ハードルも低いのでお勧めですが、内容自体は日本からも聞けますしすぐ記事になるので、慣れてれば現地の体験を優先するのもいいですね。

沢山インプットはしたので、これらをブログにするために夜中はホテルの部屋にこもりきりになりました。

3日目:11/28(火)

朝の基調講演を聞いて、追加のブログを書いてマンダレイベイまで歩いて向かいました。
遠いですがラスベガスは街歩きも楽しいので問題ありません。

偽自由の女神。
ラスベガスには各地の観光名所のなんちゃって再現が沢山あります。

途中無料のモノレールにも乗りつつ、マンダレイベイに到着。
この会場は遠いのもそうなんですがめちゃめちゃ広いので、ここで一日過ごすくらいの覚悟で言った方がいいと思います。

この会場だけRec Centerというエリアがあります。

色々スポーツやテーブルゲームなどのレクリエーションができる場所なんですが、英語がよわよわなので見て回るだけでした…。
人を誘って遊べるくらいの英語力が欲しいですね。

夜は近畿日本ツーリストさんのJapan Nightイベントに参加して、他の日本からのre:Invent参加者と交流しました。

名刺は速攻で切れます。
プレーリーカードを同僚からおすすめされました。

4日目:11/29(水)

各ホテルの構造や道も大分覚えてきて移動がスムーズになってきます。

初日チラッとしかいかなかったExpoでお土産用のSWAGをいっぱい調達しました。
ブースで何か製品について語れた方が楽しいんでしょうが、プリーズプリーズ言いながら回るだけでも物はもらえます。

リアルジェンキンスおじさんがいました。

AWSの公式ショップもありました。
愛犬用にバンダナを購入。

この日はセッションを控えめにしブログ製造とカジノで遊ぶのに時間をあてました。
スロットやマシン系のゲームは大味でUIとか色々不親切ですが、等価なので当たるとテンションが上がります。

テーブルゲームはディーラーが付くので日本では味わえないリアル感がありますね。
ブラックジャックやポーカーは英語がそんなでもルールさえわかれば勝てるかどうかはさておきプレイはできます。
日本語で教えると不正を疑われるのでやりたいゲームはせめてルールくらいおさえときましょう。

同僚にヨコサワハンドレンジを抑えておけと教わりました。

5日目:11/30(木)

いよいよ実質最終日です。
後半二日はre:Invent中に紹介された新サービスについてのセッションも増えてくるので要チェックです。

日本の参加者向けに発表されたことをおさらいできるre:Capもあります。
基調講演を見てアップデートをちゃんと追いかけてたらセッションを優先してもいいかなと思いました。

最終日はre:Playという大規模イベントがあります。
音楽フェスに色々なレクリエーションを追加したような感じでこれもスケールがとんでもなかったです。

飲んで食べて騒いで踊って、最後までre:Inventは凄かったです。
最後の最後で一緒にドッジボールに参加した外国人が日本推しで拙い英語と拙い日本語同士で交流できたのが嬉しかったです。

6日目~帰国:12/01(金)、12/02(土)

re:Playが終わって午前0時ごろホテルに戻ります。
早朝の便にのるためシャワーを浴びてそのまま耐久戦です。

帰りのフライトはほとんど寝ておわりました。
行きのタイムスリップをここで取り返すことになるので土曜日は消滅します。

その他振り返り

仕事

日本とはマイナス17時間差なのでラスベガスが15時くらいの時に明日の日本にいる人たちが活動し始めます。
なので意外と合うタイミングもありSlackとかでちょこちょこ返信くらいはできました。
が日本の仕事より現地の体験を優先すべきですね。
仕事は残さず来ましょう。

持ち物

出国前にこんな記事を書きました。


大きく過不足はなかったです、しいて言えばホテルでブログを書く速度をさらに上げるためトラックボールとキーボードを持参しておけばよかったかなくらい。

事前にもっとやっとけばよかったこと

とにかく英語の勉強です。
個人的には英語が堪能でないだけで9割くらいこのイベントの楽しみが減ると思います。

各種セッションの理解力にも差が出ますし、セッションの終わりや食事の時間に世界中のエンジニアとコミュニケーションを取りながら基調講演のアップデートについて話せたり、色々なレクリエーションイベントでその場で合った人たちと遊んだりと、そういった現地ならではの楽しみが英語ができないだけでグッとハードルが上がります。

もともと今年に入ってから英語の勉強は続けていて、いい実戦の機会だと思っていたのですが、まだまだであることを思い知らされました。
が、よく英語なんてノリで何とかなると言われるように、簡単なコミュニケーションは取れるくらいの実力はあることはわかったので少しは自信も付きました。

また、5日もいると耳も慣れ、話しかける勇気も出てくるので、よく「住んでれば英語できるようになるよ」というのはこういうことかと実感しました。

総括

ラスベガスという何もかもスケールが大きい街で、世界中の人と一緒にAWSについてずっと考え続ける一週間はとてつもなく貴重な経験でした。
re:InventがあるからこそAWSは世界中のエンジニアに愛されているんだなと思える最高のイベントでした。
一週間空けるのは仕事的にも家庭的にも大変ですが、機会があればまた参加したいと思います。